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SECONDDAY

オーバーアルプ峠

朝、目を覚ますと、窓の外は曇っていました。
なんとなくいやな予感…でも、東の空が明るいので午後から晴れるような気がします(無理矢理そう思い込む)。きょうは一旦シュリエレンへ戻らねばなりません。セドゥルンからシュリエレンまでは約170km、昼までには着けると思うのですが…AM7:30頃、朝食をとり、AM9:00にチェックアウト。さあ、いよいよ初のスイス・アルプスの峠を越える時がやってきました。Kawasaki GPX600Rのエンジンに火を入れ、いざ、オーバーアルプ峠へ向けて出発!標高が高いので少し気にしていたのですが、エンジンは一発で始動しました。セドゥルンの標高はすでに1400m、そこから約600m程峠を登ります。ヘアピンカーブがいくつもあり、急勾配をどんどん登っていくとすぐにオーバーアルプ峠の頂上(2044m)に着きました。空は相変わらずどんより曇っていましたが、とりあえず「処女峰征服」みたいな気分で記念撮影。私にとっては「初登頂」、感動の峠征服です。この後、いくつもの峠を越える事になるのですが…

オーバーアルプ峠のお花畑

シェーレネン峡谷

頂上には何軒かの家が建っており(ホテル・レストランもありました)、峠の向こう側(西側)には湖もありました。その場でしばらくの間、お花畑なんかを見ながら「初登頂」の感動を味わった後、峠の西側直下の街ウリ州のアンデルマットへ。湖を廻りこみながら走り、ヘアピンカーブをどんどん下っていきます。その途中、氷河急行で有名な「FO」の列車がものすごい急角度で登ってくるのを見て驚きました。

アンデルマットは、東はグラウビュンデン州の州都クール、西はジュネーヴやローザンヌ、南はティチーノ州やイタリアのミラノ、そして北はチューリヒやルツェルンへつながる高い山々に囲まれた「アルプスの十字路」とも言うべき交通の要所で、古くから戦略上の重要な要でもあった古い街です。峠の途中から見下ろす街は、大きな箱庭のように見えました。

アンデルマットを右に折れ、国道「R2」を北に進路を取りました。そこからしばらく行くとすぐまた下りです。アンデルマットのすぐ北にある小さな街ゲシェネンへいく途中の「シェーレネン峡谷」の大岩壁の迫力に、思わず「スゲエ…」とヘルメットの中で唸ってしまいました。とにかく凄い。

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